夏を彩る花火大会。予定を開けられなかったり、天気の関係で近場の花火大会が開催中止になってしまったりして、大きな花火大会に行きそびれてしまっている方はいませんか?今年の花火大会はまだまだ楽しめます。
今回は8月下旬以降に開催される全国の花火大会を厳選してご紹介します。家族や友人と一緒に、夏の思い出を作りましょう!
東十勝花火大会は、北海道中川郡本別町で開催される大規模な花火イベントです。2024年は8月31日に開催予定となっており、約6,000発の花火が夜空を彩ります。
打ち上げ場所を観覧席エリアが近く、近くに視界を遮るような背の高いものがないため、会場内での観覧では大迫力の花火が楽しめます。プログラムは3部構成になっており、第3部グランドフィナーレのスターマインは特に目玉となっています。
名称にもあるように、「本別きらめきタウンフェスティバル2024」の一環として行われる花火大会であるため、会場ではステージイベントや飲食店の出店なども楽しめる道東の人気イベントです。
大仙市大曲雄物川河畔で開催される「大曲の花火」は、1910年(明治43年)に諏訪神社の祭典の余興として開催されたことから始まった100年以上もの歴史を誇る花火大会です。
全国でも大曲の花火だけとなる「昼花火の部」があるのが特徴のひとつ。光の代わりに色煙(紅・黄・青・緑・紫など)を駆使して色彩豊かに空に模様を描き出す様はとても風情があります。
「夜花火の部」の競技種目は「10号玉・芯入り割物」「10号玉・自由玉」「創造花火」の3つとなっており、昼花火と合わせて4つの種目の中から総合的に審査された結果最も優秀と認められた花火を作った花火師には内閣総理大臣賞が贈られます。
日本三大花火大会のひとつとして全国的に有名な土浦全国花火競技大会は、毎年11月の第一土曜日に茨城県土浦市で開催されています。1925年(大正14年)から続く長い歴史を持つ日本最大級の花火大会でもあります。
この花火大会は、「競技大会」という名称のとおり全国選りすぐりの花火師たちが誇りと名誉をかけ技術を競い合う場という側面もあり、競技種目は「スターマインの部」「10号玉の部」「創造花火の部」と3部構成です。
土浦の花火大会は「スターマイン日本一」を決める大会とも言われているように、「スターマインの部」はとくに匠たちの魂が込められた花火で大いに盛り上がります。
その他、競技の合間に打ち上げられる余興花火も含め、初めから終わりまで目が離せない花火大会です。
都内にも、9月以降に見ることが出来る花火大会はあります。
調布市で行われる調布花火は、初開催が昭和8年と、長い歴史を持つ花火大会です。音楽と花火のコラボレーション「ハナビリュージョン」は、調布花火の名物。コンピューター制御と音楽の調整によって、花火と音楽が完全にシンクロし、迫力のある花火を楽しめます。
60分間で約1万発の花火がノンストップで打ち上がり、都内の空を彩ります。
今年が記念すべき50回目となる金沢まつり花火大会。神奈川県横浜市金沢区にある海の公園で開催されるこの花火大会は、夏の風物詩として地域の人たちに愛されたイベントでもあります。
各種スターマインの連発が見どころのひとつとして紹介されているほか、金沢区のキャラクター「ぼたんちゃん」をモチーフにした「ぼたんちゃん花火」や、誕生祝、結婚祝などの様々な思いが込められた企画花火「お祝い花火」なども必見です。
山梨県笛吹市、石和温泉地区で行われる「笛吹市夏祭り」のフィナーレを飾る一大イベント。
笛吹市市制施行20周年記念イベントとして開催される今回の「第60回石和温泉花火大会」は、例年よりも多い約10,000発を予定。圧巻のスターマインの豪華な演出に期待です。
また、今年は記念イベントの一環として花火大会と同時にドローンショーが開催されます。風情のある花火と最新技術であるドローン、ふたつのアートが一夜で楽しめるオススメのイベントとなっています。
岐阜県大垣市東町で開催される「大垣花火大会」。岐阜新聞社と岐阜放送が主催している花火大会で、2024年は「水都大垣」「五輪」「復興」をテーマとしたプログラムが組まれています。
「水都大垣」は水都をイメージした青色の花火、「五輪」はメダルの色をイメージした花火などが予定されているとのことです。また、全幅約300メートルのミュージックスターマインも見どころのひとつとなっています。
「泉州夢花火in泉南」は大阪府泉南市にあるSENNAN LONG PARKで開催される大規模な花火イベントです。6月の浜寺公園、7月の大浜公園に続き3回に渡る「泉州夢花火」のフィナーレを飾る期待のイベントとなっています。
大迫力の尺玉花火や絵画のような演出の花火と、当日は花火打ち上げまでの時間に「大阪泉州」をテーマにした美しいドローンショーも開催されます。
SENNAN LONG PARKは大阪の人気観光スポットのひとつでもあり、ロケーションも申し分ありません。会場では盆踊りや縁日なども開催されており、お祭り気分を存分に楽しめるイベントです。
2024年で記念すべき20回目を迎えるさせぼシーサイドフェスティバル。長崎県佐世保市を代表するイベントのひとつで、「シーフェス」という愛称で親しまれているお祭りです。花火大会はフェスティバルの2日目に開催されます。
長く横幅を取った大規模なスターマインや大玉水中花火など多彩な花火が夜空を彩ります。
シーサイドフェスティバル会場では、花火以外にもステージイベントやスポーツイベントが開催され、カップルだけではなく家族も一日中楽しめるイベントとなっています。
玉名花火大会は熊本県玉名市で開催される、熊本県北で最大規模の花火大会です。毎年、願いを込めた「希望の一発」からスタートするのが慣例となっています。
例年8月の第1金曜日に開催されてきましたが、2023年は11月開催、そして2024年は10月の開催予定となりました。
プログラムはミュージック花火を中心とした構成になっており、特にクライマックスのワイドスターマインの大連発が見どころです。
8月下旬以降にも、全国各地で魅力的な花火大会がたくさん開催されます。日本を代表するような大規模な花火競技大会にも、実はまだ間に合うということがわかりましたね。
2024年の素敵な夏の思い出を作りたい方は、ぜひ今回紹介した花火大会に足を運んでみるのはいかがでしょうか。各地の特色ある花火を楽しみながら、夏の終わりを満喫してくださいね。
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まだ間に合う!8月下旬以降開催の花火大会厳選10選【2024年】
夏を彩る花火大会。予定を開けられなかったり、天気の関係で近場の花火大会が開催中止になってしまったりして、大きな花火大会に行きそびれてしまっている方はいませんか?今年の花火大会はまだまだ楽しめます。
今回は8月下旬以降に開催される全国の花火大会を厳選してご紹介します。家族や友人と一緒に、夏の思い出を作りましょう!
【北海道】第28回本別きらめきタウンフェスティバル2024 東十勝花火大会
東十勝花火大会は、北海道中川郡本別町で開催される大規模な花火イベントです。2024年は8月31日に開催予定となっており、約6,000発の花火が夜空を彩ります。
打ち上げ場所を観覧席エリアが近く、近くに視界を遮るような背の高いものがないため、会場内での観覧では大迫力の花火が楽しめます。プログラムは3部構成になっており、第3部グランドフィナーレのスターマインは特に目玉となっています。
名称にもあるように、「本別きらめきタウンフェスティバル2024」の一環として行われる花火大会であるため、会場ではステージイベントや飲食店の出店なども楽しめる道東の人気イベントです。
【秋田県】第96回全国花火競技大会「大曲の花火」
大仙市大曲雄物川河畔で開催される「大曲の花火」は、1910年(明治43年)に諏訪神社の祭典の余興として開催されたことから始まった100年以上もの歴史を誇る花火大会です。
全国でも大曲の花火だけとなる「昼花火の部」があるのが特徴のひとつ。光の代わりに色煙(紅・黄・青・緑・紫など)を駆使して色彩豊かに空に模様を描き出す様はとても風情があります。
「夜花火の部」の競技種目は「10号玉・芯入り割物」「10号玉・自由玉」「創造花火」の3つとなっており、昼花火と合わせて4つの種目の中から総合的に審査された結果最も優秀と認められた花火を作った花火師には内閣総理大臣賞が贈られます。
【茨城県】第93回土浦全国花火競技大会
日本三大花火大会のひとつとして全国的に有名な土浦全国花火競技大会は、毎年11月の第一土曜日に茨城県土浦市で開催されています。1925年(大正14年)から続く長い歴史を持つ日本最大級の花火大会でもあります。
この花火大会は、「競技大会」という名称のとおり全国選りすぐりの花火師たちが誇りと名誉をかけ技術を競い合う場という側面もあり、競技種目は「スターマインの部」「10号玉の部」「創造花火の部」と3部構成です。
土浦の花火大会は「スターマイン日本一」を決める大会とも言われているように、「スターマインの部」はとくに匠たちの魂が込められた花火で大いに盛り上がります。
その他、競技の合間に打ち上げられる余興花火も含め、初めから終わりまで目が離せない花火大会です。
荒天時は3日(日)または9日(土)に延期
【東京都】調布花火2024(第39回調布花火)
都内にも、9月以降に見ることが出来る花火大会はあります。
調布市で行われる調布花火は、初開催が昭和8年と、長い歴史を持つ花火大会です。音楽と花火のコラボレーション「ハナビリュージョン」は、調布花火の名物。コンピューター制御と音楽の調整によって、花火と音楽が完全にシンクロし、迫力のある花火を楽しめます。
60分間で約1万発の花火がノンストップで打ち上がり、都内の空を彩ります。
【神奈川県】第50回金沢まつり花火大会
今年が記念すべき50回目となる金沢まつり花火大会。神奈川県横浜市金沢区にある海の公園で開催されるこの花火大会は、夏の風物詩として地域の人たちに愛されたイベントでもあります。
各種スターマインの連発が見どころのひとつとして紹介されているほか、金沢区のキャラクター「ぼたんちゃん」をモチーフにした「ぼたんちゃん花火」や、誕生祝、結婚祝などの様々な思いが込められた企画花火「お祝い花火」なども必見です。
【山梨県】第60回石和温泉花火大会開催
山梨県笛吹市、石和温泉地区で行われる「笛吹市夏祭り」のフィナーレを飾る一大イベント。
笛吹市市制施行20周年記念イベントとして開催される今回の「第60回石和温泉花火大会」は、例年よりも多い約10,000発を予定。圧巻のスターマインの豪華な演出に期待です。
また、今年は記念イベントの一環として花火大会と同時にドローンショーが開催されます。風情のある花火と最新技術であるドローン、ふたつのアートが一夜で楽しめるオススメのイベントとなっています。
【岐阜県】第68回大垣花火大会
岐阜県大垣市東町で開催される「大垣花火大会」。岐阜新聞社と岐阜放送が主催している花火大会で、2024年は「水都大垣」「五輪」「復興」をテーマとしたプログラムが組まれています。
「水都大垣」は水都をイメージした青色の花火、「五輪」はメダルの色をイメージした花火などが予定されているとのことです。また、全幅約300メートルのミュージックスターマインも見どころのひとつとなっています。
※荒天時は8月31日(土)に延期
【大阪府】泉州夢花火in泉南
「泉州夢花火in泉南」は大阪府泉南市にあるSENNAN LONG PARKで開催される大規模な花火イベントです。6月の浜寺公園、7月の大浜公園に続き3回に渡る「泉州夢花火」のフィナーレを飾る期待のイベントとなっています。
大迫力の尺玉花火や絵画のような演出の花火と、当日は花火打ち上げまでの時間に「大阪泉州」をテーマにした美しいドローンショーも開催されます。
SENNAN LONG PARKは大阪の人気観光スポットのひとつでもあり、ロケーションも申し分ありません。会場では盆踊りや縁日なども開催されており、お祭り気分を存分に楽しめるイベントです。
【長崎県】第20回させぼシーサイドフェスティバル2024
2024年で記念すべき20回目を迎えるさせぼシーサイドフェスティバル。長崎県佐世保市を代表するイベントのひとつで、「シーフェス」という愛称で親しまれているお祭りです。花火大会はフェスティバルの2日目に開催されます。
長く横幅を取った大規模なスターマインや大玉水中花火など多彩な花火が夜空を彩ります。
シーサイドフェスティバル会場では、花火以外にもステージイベントやスポーツイベントが開催され、カップルだけではなく家族も一日中楽しめるイベントとなっています。
【熊本県】玉名花火大会
玉名花火大会は熊本県玉名市で開催される、熊本県北で最大規模の花火大会です。毎年、願いを込めた「希望の一発」からスタートするのが慣例となっています。
例年8月の第1金曜日に開催されてきましたが、2023年は11月開催、そして2024年は10月の開催予定となりました。
プログラムはミュージック花火を中心とした構成になっており、特にクライマックスのワイドスターマインの大連発が見どころです。
まとめ
8月下旬以降にも、全国各地で魅力的な花火大会がたくさん開催されます。日本を代表するような大規模な花火競技大会にも、実はまだ間に合うということがわかりましたね。
2024年の素敵な夏の思い出を作りたい方は、ぜひ今回紹介した花火大会に足を運んでみるのはいかがでしょうか。各地の特色ある花火を楽しみながら、夏の終わりを満喫してくださいね。
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